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ONKYOのiPod用デジタルトランスポート(ND-S1)が素敵

2009.08.20: 追記 値段は15000円程度だと発表されましたね。sofmapなどで予約開始しています。

2009.08.10: 訂正(iPhoneでの動作が未だ公式サイトでも公表されていないので一部訂正しました。ONKYOに問い合わせたところ、iTouchはおそらく動作する、iPhoneに関してはおそらく大丈夫だろうけど、未だ検証中とのことです。ご購入前に対応機種を確認してください)

onkyoからとても素敵な製品が発表されました。

ONKYO デジタルトランスポート ND-S1(S) :プレスリリース(pdf)

ONKYOデジタルトランスポート ND-S1(S)新製品ニュース

要するにiPodからディジタルデータのまま、S/PDIFで出力できます。iPod,  iTouchなどはドック用に共通のインターフェイスを備えているわけですが、そのインターフェイスが意図的にもかなり微妙です(参考:YAMAHA Universal Doc YDS10.pdf from powerplant.co.uk)。参考のPDFの7ページでドックインターフェイスのピンアサインが記載されていますが、デジタルの音声ラインが取り出せません。USB経由やTX/RX(UARTかな?)などのシリアルラインでiPodの各種制御データの信号と供に音声データを吸い上げて、音声だけ切り出す処理がなかなか素人では(ライセンス問題も含め)できない仕組みです。今回のONKYOのND-S1は、まさにこの処理をやっていてUSBやTX/RXを使って音声データをデジタルで取りだして、使いやすいS/PDIFのインターフェイスに変換して出力しています。S/PDIFのクロックに関しては、こだわってジッタの少ない回路をがんばっているようで、なかなか期待ができそうな製品ですね。

要するに、iPodに”高音質”で記録された音楽データを、デジタルのまま取り出す(トランスポート)するだけの、マニア大受け、一般の人には全く必要のない製品と言えます(笑)。

このND-S1を使った家庭用(少しマニア向け)オーディオ環境を考えて見ます。ちなみに、ここでのマニアとは、PureAU (Pure Audio : ピュア・オーディオ)マニアと呼ばれる、とにかく高音質の音楽再生を目指すマニアで、CDを1000枚以上余裕で持っている人を指します。ちなみに、私もこのマニアに足の小指だけ踏み入れていると思っておりますが、何せ金がないのであまりPureAU機材に投資ができず、自作オーディオに向かった亜流派です。

まず、PureAUの世界は怪しい製品が大変多いです。ビックカメラなどで、隅っこに追いやられているPure AUコーナー(ピュアオーディオ、セパレートコンポ、ハイエンドステレオなどと書いてある)は、若者を見たことがほとんどありません。私(=もちろんおっさん)でもかなり若手の方で、40~50歳位のおっさんたちがスーツを着て(会社帰りに)立ち寄っているのをよくみかけます。最近、若者撃退に15kHz以上のモスキートノイズを用いている様ですが、あの現象でも分かるようにおっさん化が進めば進むほど聴力は衰えていきます。なのでおっさんの耳なんてもともと期待できないことをまず認識することがPureAUの世界には必要です(笑)。よくkakaku.comなどの口コミで、”私はこの世界に入って短いので耳が肥えていないのですが”みたいな書き込みを見つけますが、耳は衰える方向しか進まないので、全然臆することはありません。”耳は肥える”ではなく、”好きな音をする「スピーカー」”を見つけるのがPure AUの魅力だと私は思っています。後述しますが、そこそこ良いものを買えば、データソース、D/A変換、プリアンプ、メインアンプは、十分に高音質・高性能な物を購入できます。人間が”おっさんの衰えた耳では特に”聞き分けられない部分まで追求したものを買う必要はありません。とにかく、音は、スピーカーと部屋の形を考慮したセッティングで全然かわりますから、スピーカーより前段に金を掛けるよりは、自分が好きな音のスピーカーを見つけてそちらに投資すべきです。

さて、PureAUのマニアは、(私も含め)機材ばかりにこだわってほとんどCDなどの音源を持っていないという人が多数います。これは写真ではなくカメラ(機材)が好きというマニアに似ています。所詮趣味ですから写真を撮らなくても、CDを聞かなくても機材だけで満足できる変態も多いので、それはそれで良いかと思います。私もその傾向があるので気をつけなければなりません(苦笑)。とはいえ、普通のPureAUマニアは1000枚なり1万枚なりすばらしいCDなどの音源をお持ちです。1万枚というのはマニアではよく聞く話ですが、1枚60分とすると、24時間ぶっ続けで聞き続けて416.6日掛かるわけですから注意が必要です。そういう意味では100枚~1000枚くらいの人が本当に音楽好きな人なのかもしれません(独断と偏見です)。さて、その多数毎あるCDは、そろそろCDプレーヤーで聞く文化を減らしていく時代に突入しました。先のブログ(avexの”microSD”による楽曲販売について、ナウイのか考える。)でも述べましたが、音声データ(2ch音声データ)程度の容量を、12cm円盤でモーター回転+非接触で読み込むのは明らかに時代遅れで、面倒です。BD, DVDなどは容量の関係でまだまだ回転円盤は必要ですが、音声に関しては、やはり大容量ストレージで管理し、ディジタルストリームで適切に処理すべきだと思います。そういう意味で、今回のOnkyoのND-S1は一つノードとなる良い製品だと思います。

ここからND-S1を使ったシステム例を考えてみます。

1)データソース管理(音源ソース管理):RAIDを組んだ(故障を考慮した)大容量NASに高音質形式でCDからデータをインポート。宮下家は約600枚のCDを80% AAC 320kbps、10% Apple Lossless、残り10%はなぜかMP3で保持しており、合計で40Gbytes位です。CDからのインポート作業は時間が掛かるものですから人生に1回だけにしなくてはなりません(笑)。しかもHDDもNASも安いですから、AACなら256kbps以上、Apple Losslessなど高音質設定にしておきます。

2)データソースを、iPod Classicなり、iTouchなりに移動。iPod classicは120GbytesのHDDなので容量は大きいですが、HDDなのでデータが飛ぶ(消える)可能性があるので、そういう意味でも1)の大本はRAIDを組むなり、Blu-rayなりで確実に管理すべきです。人間の耳には関係ないですが、iPod ClassicはHDDのモーター回転でのノイズが乗るため、iTouchなどのフラッシュメモリータイプが良いかもしれません。ここまできたら病気です。

3)デジタルデータのトランスポート:ここでONKYOの新製品ND-S1が使えますね。iPodからS/PDIFで音質劣化なくディジタルデータでトランスポートできます。

4)D/Aコンバーター(DAC):ここはあんまりヘボいと、ちゃんと人間でも聞き分けられる程度にノイズとして検聴されるため、良い物を使うべきです。DACは、100万円を超えるものもありますが、私はそこまで必要はないと思います。CDを直接聞きたいことも多いでしょうから、CDプレーヤーでS/PDIFを外部入力できるものが適任かと思っています。そういう意味で、DENONの新製品である、DCD-1650SEは素敵な製品だと思います。CD/SACDは十分に再生できますし、S/PDIFの外部入力を持っています。更にiPodから直接読み込めるので、実はこのCDプレーヤーを買ってしまうとND-S1は要らなくなってしまいます(笑)。ただ、DCD-1650SEは、iPodから”デジタルデータ”で引っ張ってきているかウェブからは見えません。あり得ない話だとは思いますが、アナログで引っ張っていたらとても残念なのでこの辺は確認が必要です。少なくともND-S1はデジタルで取り出せますので、ND-S1 + DCD-1650SEの組み合わせなら劣化なくD/Aまで持って行けます。

5)プリメインアンプ:アンプは、1万円の物から、数百万するアンプまで非常にたくさんあります。私は、オーディオの科学さんと全く同意見で、10万円程度の最新のプリメインアンプを買っておけば、人間の検知できるレンジでは十分に高性能なアンプだと思います。20Hz~20kHzの可聴域を人間の検知以下のレベルのひずみでフラットに増幅するなんぞ、高周波でこれだけ携帯なり通信なりやっている時代にとっては余裕な事だと思います。そういう意味で、たとえば、DenonのPMA-2000SEあたりのアンプで、必要十分だと思います。PureAUのマニアからすれば突っ込みどころ満載かと思いますが、少なくとも私はこのレベルの製品とそれ以上の製品をブラインドテストで聞き分けられる自信はありません。

6)スピーカー:このブログはOnkyoのND-S1が素敵という解説のブログですが、実は個人的にとても気に入っている(気になっている)スピーカーがありまして、それを紹介したかったので、こんなシステム例まで紹介しています。

英国 Monitor Audio PL-100 Platinum

このスピーカーは本当に素晴らしいです。ペアで55万くらいするのでとても購入できませんが、いつか欲しいなぁと思っているスピーカーです。お金に余力のある方で、よく分からんがいい音の出るスピーカーが欲しいってことなら、PL-100はとてもオススメです。とはいえ先述の通りPureAUは自分に好みのスピーカーを見つけることが目的ですから、是非店頭で聞いて頂きたいです。本当にハイスピードスピーカーで解像度が高く気持ちの良いスピーカーです。私の好みでトールボーイスピーカーはあまり好みではなく、音がすっと軽く・早くでるブックシェルフのスピーカーが好みです。私も好んで使っているB&W 805もブックシェルフで、スピード感のある良いスピーカーですが、PL-100は全く違うアプローチで、もっと高速な気持ちよいスピーカーです。PL-100は自作では迫れないなぁって思ったスピーカーの一つです(いつか挑戦するかもしれませんが、PL-100についているトゥイーターが絶対に入手できない)。ちなみに昨年作った30周年記念スピーカーも音の傾向が違いすぎて比較にはなりません(圧倒的にPL100が上です(笑))。実はある方からオススメのオーディオシステムを紹介してくれといわれまして、ここで紹介したシステムを紹介しました。個人的な好みを押しつけてはと思いましたが、とても気に入って頂いたようです。

さて、話もずれ、個人的な好みも含めた極めて雑談ブログとなりましたが、お使いのiPodに入っている素晴らしい楽曲を、素晴らしい音で再生させるためにも、ND-S1から始まるような素晴らしい再生環境を整えてみるのはいかがでしょうか?

ここで1枚高音質の録音された素敵なCDを紹介。

YO-YO MA plays ENNIO MORRICONE
from Sony Music SICC-199

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Amazon.co.jp : US Import版(安い)

Amazon.co.jp : SACD版

”海の上のピアニスト”などの映画音楽の巨匠であるEnnio Morriconeさんと、ヨーヨー・マさんのコラボアルバムです。
曲は美しいし、チェロは素晴らしいし、しかも録音品質もクオリティが高いです。上記の様なオーディオシステムで聞けばもちろん格別ですが、
普通に聞いても素晴らしいCDだと思います。

カテゴリー: iPhone 3G, オーディオ タグ:

31周年記念スピーカー開発(その2)

2009 年 6 月 22 日 miyashita コメント 2 件

懲りずにまた開発している31周年記念スピーカー開発の続報です。
今回のスピーカーコンセプトに関しては、最初の記事(31周年記念スピーカー(ナウい女性用インテリアスピーカー)開発開始。)をご覧頂きたいのですが、
部屋の照明用のレール(ライティングレール)規格に取り付けられる、無線型インテリアスピーカーです。
ライティングレールから電力を取得し、音声自体はBluetoothでパソコン、iPhoneなどから無線で転送します。
スピーカー内部にBluetoothの受信機および、パワーアンプも詰め込んでいるため、スピーカーケーブルの引き回しの煩わしさがなく、
取り付けが簡単で、スピーカー用に床面積が必要ないというコンセプトです。

 1)スピーカーユニット選定
あたりまえの事ですが、スピーカーの音質は、スピーカーユニットの性能に大きく左右されます。30周年記念スピーカーの時は、ノルウェー、デンマークからユニットを個人輸入するほど高性能のユニットを選択しましたが、今回のスピーカーは、上記のコンセプトをまず満たすことが前提で、その中で音質の良い物という選び方になります。照明レールに設置することの一番の問題点は、質量です。照明レールは、複数の照明を付けることが前提となってはおりますが、耐荷重には限界があります。スピーカーは、内部の磁石の部分が非常に重いので、まず大きな高性能ユニットは選択できないことがわかりました。軽量・小型で高性能なフルレンジユニット(=人間が聞き取れる可聴域20Hz – 20000Hzのレンジを1本でカバーするもの:もちろん現実的には全部はカバーできない)を選択しなければなりません。最初の記事では、お世話になっているDream CreationのParc Audioのウッドコーン・8cmフルレンジスピーカーを採用する予定でいました。Parc Audioは以前私も使わせていただきましたが大変高音質のユニットです。実際にそのユニットを、自作スピーカーの殿堂コイズミ無線@秋葉原に買いに行ったところ、質量的にはOKだったのですが、8cmという小型のウッドコーンは能率が低く、また密閉型のスピーカーでは、少し厳しい感じでした。そこで、ある8cmのフルレンジユニットを店員さんと選び出し、店頭で密閉型の箱に入れて視聴を繰り返し、なかなか良いユニットにたどり着きました。

* 密閉型スピーカー: スピーカーの箱には、完全に密閉されている密閉型スピーカー(学校の音楽室にあるようなスピーカーとかで多いですね)と、裏面などにがっつりと穴が開いたスピーカー(位相反転型スピーカー=バスレフ型スピーカー)など多くの種類があります。現代のスピーカーはほとんどが穴(ダクト)の開いた位相反転型で、その穴でうまく低音を共鳴させて、密閉型よりも低音を拡大する方法をとっています。今回のスピーカーでは、内部が狭くて、そのダクトがうまく使えないため密閉型にならざるを得ません。低音の音圧だけ見れば密閉型は不利ではありますが、逆に低音側が自然に音圧が下がるというなめらかさもあります(説明が難しいですが)

2)Bluetooth受信機は外に出さざるを得ない?
今回のスピーカーは、照明レールに取り付けるため、照明ライトの様な外観をしています(実際に照明用のケースをライト部分をとりはずしてスピーカー部品を取り付ける)。中身にスピーカーユニット、AC/DCコンバーター、Bluetooth受信機、パワーアンプ基板を詰め込む訳ですが、どうやら金属ケースにBluetooth受信機を入れてしまうとうまく電波が届かない様です。(空間なら公称10m程度は飛ぶ)。そのため、Bluetoothの受信機だけもしかしたら外に出す可能性があります。若干外観が損なわれますが、しょうがないですね・・・・。

3)フロントバッフルの設計
ユニットを取り付けるスピーカー前面の板をフロントバッフルと言いますが、それを今回は木材のMDFで作ります。今回はそんなにこだわるわけでもなく、設計とも言える物ではありませんが、スピーカーユニットがはまって、さらに照明の金属ケースにはまるバッフルをCADで設計しました。その様子が下の図です(スピーカーユニット周りの黄色い部分がMDFのフロントバッフルです)。この設計図どおりにMDFを加工します。

31thanivspeaker_cad

31周年記念スピーカーのCAD図

とりあえず、こんな感じでほぼ設計は終わりました。部品もほぼ揃っているので週末にコツコツ組み立てです。内部があまりに狭いので全部入るか心配になってきました(そういう意味でBluetooth受信機を外に出すには少し嬉しかったりしています)

カテゴリー: オーディオ タグ:

31周年記念スピーカー(ナウい女性用インテリアスピーカー)開発開始。

2009 年 6 月 11 日 miyashita コメント 6 件

31歳の誕生日がそろそろ迫ってきました。自分への誕生日プレゼントとして、自らスピーカーを自作開発するというXX記念スピーカープロジェクトですが、今年もやりたいと思います。
昨年の30周年記念スピーカーは、完成が結局誕生日を3ヶ月も過ぎてしまいました! 参考:http://spacewalker.jp/mt/spacewalker/archives/category/nikolateslaproject

昨年は、SonusFaberの数百万円のスピーカーであるAmatiを自作スピーカーで迫ろうというコンセプトのまま始まりました。ユニットはデンマーク、ノルウェーから個人輸入し、エンクロージャー(外箱)も密度が高いフィンランドのバーチ材を使い、コリコリのスピーカーとなりました。重さも1本35キロを超え、巨大なスピーカー過ぎて、ちょっとやりすぎました。それなりに素敵な音は出ましたので、今年はコンセプトをがらっと変えて、ナウい女の子も使えるような素敵なスピーカーにしたいと思います。

昨年は、ニコラテスラというスピーカー名にしましたが、今年はナウい女の子も使えるということで、名前も素敵なものにしなければなりません。まだ開発中なので素敵な名前が思いついたら、また公開したいと思います。スピーカーに名前・・・・。完全にヤヴァイ人間ですね。

さて、31周年記念スピーカーは、もうコンセプトは決まっておりまして既に開発に入っています。

・室内の電灯を付けるライティングレールをご存じでしょうか?そのライティングレールにワンタッチで取り付けられるスピーカー。外観はスポットライトのような形でおしゃれに。
・普通の電灯・ライトと同様にレールに付けるだけで、簡単に取り付けられる
・PC・iPod、iPhone 3GsなどからBluetoothでスピーカー内部のBluetooth受信機に音声を飛ばし、同じくスピーカー内部に入っているパワーアンプで増幅し、スピーカーを鳴らす。つまり配線はなしです。ライティングレールから電気だけ取り出して、スピーカーケーブルなどはBluetooth経由で無線で飛ばすので、配線作業が苦手な人でもばっちり!
・ライティングレールは普通天井に近いので、音響的にも部屋を包み込むような配置にできる。またスピーカーを床に置かないのでフロアを有効活用できる。
・スピーカーの音質はスポットライト型なのであまり大きくできないが、できるだけ高音質を狙う。
・もちろん2つ作って、L,Rのステレオには対応する(あたりまえ)

spotlight

いわゆるこんな感じのライトの外観で、ライトではなく、スピーカーになる感じです。音声は、無線で飛ばすので配線はなし!

既に開発はスタートしており、
・Bluetoothモジュールによる音声の送受信:完了
・小型デジタルアンプ部:完了
・ライティングレール:部屋のレールを使う
・ライトの外側部:本当に偶然ですがお知り合いに2つ譲ってもらいました(ほぼ奇跡)
・スピーカーユニット:とっても素敵なDream Creationのウッドコーン・フルレンジスピーカーを使います。

誕生日に間に合うように急ピッチで開発中です!
結構素敵だと思うのですが、皆様いかがでしょうか?

試作品ができて音が良かったら、ご希望の方にクローンを開発します。欲しかったら言ってくださいね。

追記:コメントなどで、iPhone 3G (3GSではない)、iTouchなどでBluetooth A2DPに対応していないと書きましたが、iPhone OS 3.0でサポートする様ですね。少し前はハードウェアの関係で難しいみたいな情報があった気がしますが・・・。まだ私が実際には試していませんので、確かめてみます。

カテゴリー: Inspirations, オーディオ タグ:

高画質・高音質ベルリンフィルハーモニー[Digital Concert Hall]演奏インターネット配信

2009 年 4 月 10 日 miyashita コメント 6 件

久しぶりに感銘を受けるインターネットサービスを見つけました。
世界最高と名高いドイツのベルリンフィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker)の生演奏を、インターネットのライブ配信で見ることができます。(恥ずかしながら最近知りました)。サービス名は、そのまんまですがDigital Concert Hallです。

・映像はHDクオリティで大変美しい。H.264のHD映像です。
音声はPCM (非圧縮)で大変すばらしい。訂正:320kbps AACとのことです。とはいえ十分すばらしい音質です。
・再生はFlash Playerベースなので気軽に見られる(フルスクリーンも可能)
・生演奏は、演奏開始数時間前から会場をみていられて、臨場感もある。
・時差があるので、生で見るのは少々大変ですが、アーカイブで過去の映像も見られる。
スペックに関しては、http://www.berliner-philharmoniker.de/fileadmin/pressematerial/DCH/Flyer_DCH_09-10_ENG.pdf の14ページを参照とのこと。
・もちろん有償ですが、年チケット(シーズンチケット)が89EURで、1年間全演奏+アーカイブが見放題です。

Berliner Philharmoniker Digital Concert Hall

20090410_bp.jpg

ウェブのインターフェイスも極めてかっこよく、素晴らしいネットサービスだと思います。
インターネットを使って映像・音声のリアルタイム配信なんて、もう何年前からのベタなサービスですが、
やはりコンテンツの質、最新のブロードバンドを使った高音質・高画質映像があると違いますね。普通に感動致しました。

家では、ほとんど騒音がしないデスクトップPCがありまして、そのPCはHDMI経由でハイヴィジョンテレビに接続されています。
このDigital Concert Hallにアクセスし、テレビにフルスクリーンで映像を出し、音声は、光ディジタルで、AVアンプに送り、
AVアンプからプリアウト経由でパワーアンプに接続して、音を鳴らしています。もちろん生演奏にはかないませんが、
大変素晴らしい環境で、家に居ながら大満足です。サンプルで少し見られますので、まずは雰囲気を味わってみてください。かなり引き込まれると思います。

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Focal Chorus 826V (仏製スピーカー)との出会いと自作スピーカー熱再燃。

2009 年 3 月 27 日 miyashita コメント 4 件

新宿のビックカメラのPure Audioコーナーをたまたま覗いたところ、フランス製のスピーカーメーカーFocalChorus 826Vというスピーカーが置いてありました。Focalは、30周年記念スピーカーを開発するときに、スピーカーユニットの候補に挙がったフランスのメーカーであり、ユニットだけではなく、スピーカーシステムも開発しています。Focalは、過去に日本に輸入されましたが、一度輸入停止になり、去年あたりからまた復活した様です。ユニットの性能を見る限り極めて優秀な会社なので、スピーカーシステムとしてくみ上げた際の音質は大変興味がありました(実際には聞いたことがなかったので)

さて、ビックカメラで視聴できたのは、FocalのChorus 826Vというトールボーイ型のスピーカーです。
ビックカメラ価格で1本12万円(そこから10%ポイント還元)位だったかと思います。

20090327_focal_chorus_826v.jpg
Chorus 826V

音質は極めて良かったです。自作スピーカー家が、敢えてブログに完成既製品スピーカーを取り上げるわけですから、おすすめの製品と言えます。
クラシックと女性VocalのCDを掛けてもらいましたが、低音部を中型のミッドウーファーで構成されているので、ボスボスした重さはないし、女声の高音もきれいに抜け切れて素晴らしい音質でした。
私自身、お店で既製品のスピーカーを視聴したのは久しぶりでした。その時に気がついたのですが、昨年の30周年記念スピーカー作りはいつの間にか耳力(そんな言葉はないですが)を向上させていました。音を聞けば、ユニット間のクロスオーバーの周波数とバスレフポートの周波数(バスレフポート=低音を拡大させる穴)がだいたいわかるようになっていました。私が思った周波数を店員に聞いたところ、カタログを確認し、その値がドンピシャだったのでびびっていました(私もびびりましたが)
いつの間にか身についていたこの”効き耳”は、ちょうど悟空とクリリンが長い間背負っていた甲羅を外してジャンプした時の様な感覚と、ムスカがラピュタに到着して黒い石版の文字が読めたときのような感想です。

話が反れましたが、この効き耳はいわゆる絶対音感のような”才能”ではなく、このくらいの周波数に設定すれば人の声はこんな感じで伸びる(or 分断される)などの”経験”と言えます。30周年記念スピーカーでは、フィルタをFIRのディジタルフィルタで構成していたため、クロスオーバー周波数は任意に設定が可能でした。周波数を変えては聞くという開発の追い込み経験が、この”効き耳”を得る結果となりました。この効き耳による定量的な評価により、自分自身も好きな音の傾向があることに気がつきました。

そういう経験と個人的な好みから、今回のFocalのChorus 826Vというのはとても気持ちが良く素敵なスピーカーでした。1本12万円という値段を一般の人は高いと思うかと思います。一方でFocalのユニットの値段、MDFとはいえ綺麗なエンクロージャー(箱)、心地よくセッティングされた音質など、そして何よりも人件費を考えると、1本12万円は驚異的に安いと思います。30周年記念スピーカーは4ヶ月掛かっていまので、時給で換算すればかなり高額です(笑)円高・ユーロ安の影響もありますが、このスピーカーはかなりおすすめだと思いました。Bose, JBL, Tannoy, B&Wに比べると日本では若干マイナーで、視聴できるお店も少ないですが、ピュア・オーディオ、またはホームシアターのフロントスピーカーに高音質を求めるなら良いスピーカーだと思います。秋葉のヨドバシ、新宿のビックなどで聞けますので、お暇なら聞いてみてください。

さて、今回ふと出会ったFocalのスピーカーで、また自作スピーカー熱が再燃してきました。30.5年記念として、小型のスピーカーをまた作ることを決めました。

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