アーカイブ

‘新技術’ カテゴリーのアーカイブ

Lumix DMC-GF1で微速度撮影(Time Lapse)動画を撮ってみるテスト。

2010 年 3 月 4 日 miyashita コメント 2 件

このブログでも何度か紹介している微速度撮影(Time Lapse)による動画生成ですが、その撮影は、EOS 5D Mark II+純正タイマーリモートコントローラで撮影したものでした。
今回は、巷で大人気の(?)Panasonic Lumix DMC-GF1を使って微速度撮影をすることにしました。
GF1はミラーレスですので、1回の撮影で千枚以上の撮影をする微速度撮影には向いているかもしれません(クイックリターンミラーの動作がないため)

GF1で微速度撮影するには結構な難点な課題があります。
GF1では、一定間隔撮影(インターバル撮影)をする方法が公式にはない
ことです。

微速度撮影では、1秒に1回とか、2秒に1回という間隔で長時間撮影し続けます。Panasonicは、GF1, GH1, G1, L1などで使えるリモートコード(いわゆるレリーズ)=シャッターリモコン(DMW-RSL1)を発売していますが、このリモコンは、シャッターを押す(+半押し)ができるだけで、インターバルタイマー撮影はすることができません。また、GF1にもそのような機能はありませんから、公式では撮影ができないわけです。

一方で、DMW-RSL1はよく見てみると4極のφ2.5mm ミニミニプラグを使っています。このプラグは、マルツなどで普通に売っています。(4極ミニミニプラグ MP-425)
この3極目と4極目がリモートシャッターに使うピンです(一番径が太い根本が4極で、次が3極です)。シャッターボタンを押すとこの抵抗値が変わることがテスターで計って確認できました。

抵抗値(3極目と4極目の間の抵抗)
1)シャッターを押していない=40kΩ
2)半押し=5.3kΩ
3)シャッターを押し込む=2kΩ

と、抵抗値の変化をカメラ側で検出しシャッターコントロールをしていることがわかりました。
微速度撮影では、とりあえず焦点(ピント)は、風景なのでMF固定でOKですので、1)と3)の2つの抵抗値を一定間隔で切り替えればインターバル撮影が可能になります。
純正のシャッターリモコンが死ぬほど高いので、単純なレリーズ(タイマーなし)として作りたい方もこの情報で1000円以下で作ることができますね(ヤフオクに安くうっている業者がありますが)
* 自己責任でお願いします。これによってカメラが壊れても責任は負えません。抵抗値や原理などをお調べになってご対応頂ければと思います。

 

上記の動画でわかりますが、この方法でインターバル撮影をすることができるようになりました。自作のインターバルリモートコントローラとして、

・2kΩと39kΩの両端(直列=41kΩ相当)をφ2.5mmの4極ミニミニプラグの3極と4極につなげる。
・39kΩをシャッター時に短絡させれば3極と4極の抵抗が2kΩになりシャッターが切れる。
・一定秒間隔でこの動作をさせるために、今回は、イタリア製の一部でハヤっている超簡単マイコンのArduinoを用いました。マイコンなどの経験がある人なら超簡単に遊べるものです。今回は、たまたま部屋に転がっていたArduinoを使いましたが、単純に一定間隔のパルスを出せば良いので、タイマーICとボタン電池の小さな回路でも十分に実現可能だと思います。
・ArduinoのD/O(Digital Out)で一定間隔でHigh / Lowを切り替え、その出力をフォトカプラを用いて、上記の39kΩの両端をスイッチすることで、インターバル撮影を実現することにしました。
・Arduinoの電源は、USB端子経由で5V供給なのですが、外での撮影ではパソコンなどはないので、SANYOのエネループモバイルブースターを用いました。これは素晴らしい製品です。ACで充電できてUSB端子として出力できるので、このブースターとArduinoの相性は抜群だと思っています。

さて、上記の自作インターバルリモートコントローラを用いて近所に撮影に行ってみることにしました。本当はもっと青空がバックで雲が斑で流れているような時にとても綺麗な動画になるのですが、残念ながら雨で天気が悪いという状態でした。とりあえずGF1での微速度撮影テストということで、この悪天候の中に撮影テストを行いました。

GF1のセッティングは、
・連続撮影でメモリアクセスに遅れがでないように大容量で高速なメモリを選ぶ必要があります。私は、SanDiskのExtreme SDHC Class 10 32GBを使っています。RAWで2500枚くらい撮れます。結果的には2秒間隔の微速度撮影で途中止まることなく撮影し続けることができました。
・三脚は言うまでもなく必須です。
・ISO100, RAW, FullHDにする予定ですので、16:9のアスペクト比で撮りました。
・露出補正は、-2/3にしました。微速度撮影の時は、長時間撮影で太陽の変化も大きく、また途中で変えると不連続になってしまうので、露出補正はよく考える必要があります。私はハイライト飛びを防ぐためにいつも少しマイナス補正をかけて、現像ソフトでぎりぎりに持ち上げて現像しています。
・今回は、2秒に1回のインターバル撮影をしました。1秒に1回でも良いのですが、GF1はEOSなどの一眼レフに比べレリーズラグがありますので、1秒1回は(無理ではないですが、なんとなくぎりぎりな感じです)。今回は余裕を持って2秒に1回にしました。30fpsの動画にした場合、1分間の実時間が、動画では1秒になりますね。

このセッティングで、約30分間撮影しました。撮影後、RAWをJPEGに一括変換しますが、今回はLightroom 3 Betaを用いました。Silkypixでは、一括現像時にリサイズ(RAW元サイズからFullHDの1920×1080にリサイズ)ができないようでしたので、今回は使いませんでした。以下にvimeoとyoutubeにFull HD動画をアップしましたが、やはり再圧縮とビットレートの関係で少し汚くなっています。そこで、元データのMpeg4データも以下にアップしますので興味のある方は元データの動画をご覧ください。VLC Media Playerなどで再生できます。

元データ:http://spacewalker.jp/hdmovies/20100304_rivercity21_dmc-gf1_no1.mp4

Timelapse Test Panasonic DMC-GF1 No.1 from Naoki Miyashita on Vimeo.

次にお遊びですが、Lightroomのaged filmプリセットで変換したときの動画を下にアップします。

元データ:http://spacewalker.jp/hdmovies/20100304_rivercity21_dmc-gf1_no2.mp4

Timelapse Test Panasonic DMC-GF1 No.2 from Naoki Miyashita on Vimeo.

今回の撮影は、約30分間(2秒間隔)で撮影枚数は約980枚。30fpsのFull HD動画としました。マウントアダプターを介して、MC Araxのチルトレンズをつけて、逆アオリをすればおもしろい動画が撮れるかもしれませんね。

あと余談ですが、今回のタイマーリモート制御ですが、ebayで中国の業者がタイマー機能付きリモートコードを売っていますので、それを(オークションなので自己責任で)買っても良いかもしれません(使ったことないので動作保証は私にはわかりません)

2010/03/07 追記: ebayで中国製のタイマー付きリモートシャッターを買ってみました。


動作は全く問題なしでした。自作が面倒な人はこれでことが足ります。

カテゴリー: 写真, 動画, 新技術 タグ:

あまりの素晴らしい動画に魂が震えた。Nature Time Lapseシリーズ。

2009 年 12 月 7 日 miyashita コメント 3 件

なんていうかっこいいタイトルを付けてみましたが、youtubeで背骨の随まで感動させられ、心を奪われた動画を見つけました。

mockmoonさんのNature Time Lapse – 微速度撮影動画- シリーズ。

720pのHD動画で公開されていますので、是非ダブルクリックしてyoutubeに飛び、高画質でご覧ください。映画沈まぬ太陽のキャッチコピーではないですが、”魂が震えます”。
本当に素晴らしい動画と音楽で超癒されますし、自然の美しさを改めて感じさせてくれます。この素晴らしい動画の作成には多大なるご苦労があると思いますが、今後も多いに期待して行きたいと思います。youtubeも1080pにパワーアップしましたので、大型テレビでのフルスクリーンや、はたまたBlu-rayなどの発表があれば良いですね。

Nature Time Lapse 2 -微速度撮影動画まとめ2- (HD 720p)

コメント欄で書いている人もいますが上の動画で5:57秒あたりはもうヤヴァイです。

いやはやこんなに感動した動画も久しぶりです。上記の他にもたくさん公開されているので是非ご覧になってください。

カテゴリー: 新技術, 花鳥風月 タグ:

Amazonベーシック(アマゾンのプライベートブランド)がヤヴァイ。

2009 年 11 月 6 日 miyashita コメント 2 件

amazonがプライベートブランド:amazon basic (アマゾンベーシック)を発表しました。

Amazonベーシック

LANケーブル、HDMIケーブル、CD-Rなど、良く使うものに対して、amazonが全世界ターゲットでのプライベートブランドとして販売を開始します。
はっきり言って、鬼安く、既存のサプライメーカーでは太刀打ちできないかもしれません。
最近、大手スーパーなどがプライベートブランドを展開し流行っていますが、このAmazonベーシックは全世界レベルなのでかなり強烈な印象です。
デフレスパイラルに突入している日本経済では、ユニクロ、マクドナルドなど勝ち負けが二極化してきましたね。
安かろう悪かろうとは一概には言えず、グローバル展開していることで、流通量が多く、ロジスティクスを抑え(抱え)た大企業が、安くても”悪くはない”ものが世の中にあふれてきました。
このデフレ状態、プライベートブランドの流行などは、消費者にとって一見有り難いですが、長期的に見ると不安を感じます。
といいつつも、このamazonベーシック製品は買っちゃいそうな気がします(どうやら3Mなどがoemで出している様なので品質は下手なサプライチェーンより良いかもしれません)

カテゴリー: 新技術, 管理者のたわごと・・・ タグ:

ソニエリのXPERIA X10 (Android)でNTT Docomoに戻れるか?

2009 年 11 月 4 日 miyashita コメント 6 件

遂にソニーエリクソンから、GoogleのAndroid搭載のスマートフォン ”XPERIA X10″が公式に発表されました。

ソニー・エリクソン XPERIA X10 プロモ動画&公式画像

x10engnov309z2

ソニエリの公式動画(@youtube)が倒れるほどかっこいいです。

独自のUIであるRachaelがとてもかっこよく、Androidのベースにソニエリのデザインで大いに期待できそうです。
iPhone 3G”S”は大変すばらしく(旧3Gは遅くて話にならない)、大変満足しておりますが、softbankキャリアということで、その性能がかなり奪われています。
softbankは、ちょっとした店頭などに入るとすぐ圏外ですし、通話中の突然の切れなどは、全くうんこ底辺のキャリアと言えます。とにかく早くNTT Docomo網に戻りたいので、このXPERIA X10は大変期待しています。既にドコモからはAndroidが出ておりますが、店頭で使ってみて全然魅力を感じませんでした。

私のiPhone 3Gの使い方として、マルチアカウントメーラー(pop3, imap)および、(フル)ブラウザ、および動画・音楽再生を主に使っているのでiPhone / Appleにこだわりはありません。同じ機能が快適にできればandroidベースで全く問題ないので、それよりもドコモキャリア網に戻りたい気持ちで一杯です。今回のXPERIA X10でDocomoに戻れることを今から期待しています。

そういえば、dairaさんのブログで素敵な動画(youtube)が紹介されていましたので、私も紹介致します。誰もいない職場で爆笑してしまいました。

【空耳MAD】バーレーンの実況が日本語にしか聞こえない件 @ daira’s blog

カテゴリー: iPhone 3G, 新技術 タグ:

新しいdell Adamo XPS楽しみです!

2009 年 10 月 13 日 miyashita コメントはありません

ティザー広告を続けているDellのスタイリッシュなノートパソコン Adamo XPSですが、少しずつ発表されてきました。

dell_adamo_xps_open_top

from Engadget Japanese デル、9.99mm厚ノート Adamo XPSを公開

おそらくバッテリーはろくに持たないと思いますが、1kg前半で、高画面解像度のNote PCであれば結構期待が持てます。
Let’s Noteが、新機種で画面解像度をついに上げてきましたがあの天板のダサさは異常です。そのため、3代使ったLet’s Noteからは決別しVAIO TypeZを2世代連続で使っていますが、次はAdamoに行けるのか?今から楽しみです(おそらくバッテリーがへぼそうなのでいけないでしょうが・・・)。ちなみにVaio Type Xは確かにかっこいいですが、Atomだと私のヘビーロードユースでは対応できず候補外です。Adamoはハイエンドクラスの”XPS”を冠していますから、おそらくAtomではないと期待しています。

あとは東京のwimaxの整備がもう少し進むと良いですね。でかい(タブレット型?)iPhone 3Gも発表されるようですし、モバイル環境はどんどん変わっていきますね。

カテゴリー: 新技術 タグ: