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新macminiをリビングPCとして使い、ベルリンフィルハーモニーを高音質で楽しむ。

2010 年 6 月 19 日 コメント 10 件

iPhone4, iPadと調子の良いAppleですが、iPhone4発売前の熱気の裏で、しれっと新しいmacmini(MC270J/A)を発表しました。今回のエントリーでは、このmacminiを家庭用ハイヴィジョンTVに繋ぎリビングPCとして使い、高画質・高音質でとても素晴らしいオンラインのベルリンフィルハーモニーの演奏を楽しんでみようと思います。あと実際のmacminiの消費電力も測ってみようと思います。

まず、macminiが届きました。旧機種も使っていましたが、一段と薄くなり、煩わしかったACアダプターが内蔵されました。驚異的な薄さと小ささです。恐るべしapple・・・。

今回のmacminiは、机の上に液晶ディスプレイを置いて”パソコン”という使い方ではもはや面白くありません。HDMI出力が搭載されたため、むしろ家庭用のハイヴィジョンテレビに接続すべきパソコンです。いわゆるリビングPCというやつですね。早速HDMIで、Bravia (KDL-52W5)に接続して電源をONしたところ、全く問題なく1080p (FullHD)で映りました。Full HD (少し前の日本の表現でフルスペックハイヴィジョン)対応でHDMI端子を持つハイヴィジョンテレビをお持ちの方は問題なく認識すると思います。Dot by Dot表示で、若干細かい文字などは若干シャギーがありますが、少し離れれば全く問題ありません。ワイヤレスのキーボード・マウスがあれば、リビングで大型TVで見るまさにリビングPCとなります。画面も大きく大変おすすめです。

さて、私の目的は、大変すばらしいコンテンツである、ベルリンフィルハーミニーのオンライン配信サイト「Digital Concert Hall」を、このリビングPCで見ることです。大型TVで見ることで、(もちろん生演奏には勝てませんが)、臨場感も強く、素晴らしい演奏を楽しめるはずです。Digital Concert Hallに関しては私の過去のブログをご覧ください。

結論として、完璧でした。しっかりとベルリンフィルの演奏を楽しむことができています。実際には部屋のライトを消して楽しんでいますが、臨場感もあり良い感じです。

システムを少し解説します。

コンテンツ: ベルリンフィルハーモニー -> インターネットネット(オンライン:有料) -> macminiからアクセス
映像: macmini -> HDMIケーブル -> Sony Bravia KDL-52W5 (1080p)
音声: macmini -> S/PDIF -> Denon DCD-1650SE (DACとして利用) -> Denon PMA-2000AE (プリメインアンプ) -> B&W N805 (スピーカー) or 自作スピーカー
音量遠隔制御: iPad (オリジナルアプリ) -> Wi-Fi -> Arduino + Ethernet Shield -> ダーリントンシンクドライブ回路 -> ステッピングモータ -> ボリューム回転
(音量遠隔制御に関しては、このブログの過去の記事:iPadでプリメインアンプの音量を遠隔制御するシステムを作ってみた。をご覧ください。

音声は、macminiからS/PDIFで光デジタルで取り出し、高音質でとてもお気に入りのDCD-1650SEをDACとして使い、プリメインアンプに投げています。HDMI経由でAVアンプでも音はでますが、私の持っているAVアンプでは、残念極まり無い音質で却下です(AVアンプはそもそも使っていない)。HDMIは私は映像にしか使っていません。音声は、とにかくDAC + プリメインアンプじゃないと納得していません。

もちろん、macminiでなくとも、同じシステムは構築できますが、今回のmacminiは消費電力が少ないため、本体からのファン音などはほとんど聞こえません。PCの動作音がうるさければオケには向かないので、そういう意味でもmacminiをリビングPCで使う、更にベルリンフィルを楽しむのはお勧めです。

さて、ベルリンフィルを試聴中のmacminiの消費電力を実測してみました。


ベルリンフィルハーモニーを試聴中の消費電力:26W

macminiの消費電力は試聴中は26Wで、何もしていないときのアイドル時は、8~10W程度という大変小さいものでした。
先日紹介した、Core i3-530ベースのWHSサーバーがHDD x4本とはいえ、約50Wですから、macminiは相当小さい電力で動いています。

2010/06/22 : 追記:
BRAVIAで上下左右の縁がちゃんと表示されるかコメントがありましたので、写真をアップします。
結論からして、全く問題なく表示されていると思います(実際には縁が表示されない現象がどんなものがわかりません。dot by dotでちゃんと表示されています)
http://spacewalker.jp/mt/spacewalker/wp-content/uploads/2010/06/20100622_macmini_bravia.jpg
http://spacewalker.jp/mt/spacewalker/wp-content/uploads/2010/06/20100622_macmini_bravia2.jpg

カテゴリー: iPhone / iPad, オーディオ, 新技術 タグ:

Windows Home ServerをNASとして導入。意外と使えそう。

2010 年 6 月 9 日 コメント 2 件

2010/06/9 : 追記 電源とドライブの干渉に関して追記
2010/06/18: 追記 実際の消費電力測定
2010/06/29: 追記 CPUファン変更
2011/01/23: 追記 この記事は古いので参照しないでください。次世代WHSではDEが排除されましたので、魅力的なOSではありません(と思います)。私はDE排除がアナウンスされた直後にWindows Server 2008 R2に移行しました。よって、本記事の内容は参照しないほうが良いかと思います。

************** 本文は以下より **************

今回のエントリーは、Microsoft Windows Home Serverという家庭用・SOHO用ホームサーバーOSをNASとして利用した導入記です。私も導入前までは、甘く見ていたServerでしたが使ってみると意外といけるのでは?と思いましたので紹介致します。

今まで、バッファロー製のNAS (TeraStation)を2台使っていました。しかし、

・前面パネルのペラい部分が、HDDの振動で共振しうるさい。寝ている時にとにかくうるさくて電源を落とす必要あり。ガムテープを貼ったりしていろいろやったが改善せず。設計が甘すぎる。
・Web管理画面がへぼすぎる。とにかく重い。バッファロー製はルーターもそうなんですが、ウェブ管理画面が重すぎます。しかもFLASHベースになったりと、センスを全く疑います。このあたりのソフトウェアエンジニアは、何か勘違いしているようですね。途中でフリーズしたり、話になりません。
・3年以上使っていてRAID5なので、HDD的にはそろそろ逝くのでは?という不安
・メルコ製のTeraStationでRAID5って結構あぶないのではないかという不安。HDDではなく、RAIDコントローラー側が逝ったときに果たしてサポートしてくれるのだろうか?RAID5のリビルドが出来なければいくらHDDを買ってきても意味がないので、かなり危険を感じている。

そんなこんなで、他のNASを探している内に、Windows Home ServerというMicrosoftのサーバーOSを使ってNASにしている人が結構いるようで、思い切って採用してみることにしました。自作PCでNASのハードウェアを構成することで、仮にWindows Home Serverが使えないことがわかっても、最悪Linux + SambaでNASにできるかなという思惑です。また自作PCであれば各パーツが壊れても、何とでも復旧できるなと思いました。

OS: Windows Home Server (これより面倒なのでWHSと略します。
CPU : Intel Core i3-530
Mem : Corsair CMX4GX3M2A1600C8 (DDR3 PC3-12800 2GB 2枚組)
M/B : Intel DH57JG  : Mini-ITX規格
Case : Abee acubic T20 ACB-T20-PW (ピュアホワイト)
電源:ENERMAX MODU87+ EMG600AWT (600W 80+ Gold : ケーブルモジュール型)
Blu-rayドライブ : バッファローBR-PI1216FBS-BK (注意:以下参照)
ベゼル:Abee公式サイトショップからピュアホワイトの5インチベゼル (注意:以下参照)
HDD: WD20EARS-00MVWB0  x4台 (2TBytes x 4 = 8TBytes)
ファン:背面はケース付属の物。前面はS-Flex 12cm 800rpm SFF21D
CPUファン:サイズKABUTO SCKBT-1000

金額:少なくとも最新のバッファロー製TeraStation 8TBytesモデル(21万円)を買うよりも安く済みました。

◆パーツ解説・選定理由
・CPU: 普通NASであれば組み込み用の低消費電力の非力なCPUを採用しているのが多いです。しかし、そういう専用チップは入手が難しいですし逆に1個買う位だと高かったりします。そうなるとGPUが内蔵のCore i3-530は現状最適なCPUだと思います。WHS用としては十分過ぎるパワーがあり、安価で、低消費電力です。TDPは73Wですが、おそらくWHS利用時は仕事が殆どないので、相当低電力で動いているはずです。低消費電力だけ見れば、Xeon L3406 (TDP30W)がありますが、Xeonの場合は、別にGPUを用意しなければなりません。最近、とりあえず映れば良いという極低消費電力のビデオカードも少なく、そのビデオカードの電力分と、mini-ITXには別カードは刺すたくないのと、高価なL3406 + ビデオカードのコストを考えても、i3-530がベストチョイスだという結論に至りました。Intelのmobileプロセッサも検討しましたがM/B, CPUともに高くて却下です。あとATOMは私の中で非力過ぎてあまり良い印象がないので却下しました。WHSくらいAtomで良いのかもしれませんが・・・。

・Memory : 前回の設計・開発用デスクトップ用PCの自作に初めて使ってみたCorsairですが、一度使ってしまうとその基板の剛性・しっかり感からかなり印象が良いです。今回はサーバー用(24時間動作し続け)なので、信頼性を考えCorsairを選びました。現バージョンのWHSは32bit OSなので4Gもあれば十分です。とはいえ、普通はCFD Elixerあたりのメモリ(+Memtest86チェック)で十分だと思います。

・M/Bは、MiniITX規格で、H57のチップセットであるIntel DH57JGを選択しました。現状、mini-ITXで他のM/Bを選ぶ理由は殆どありません。安いですし(基板上のパーツも安そうなのが載っていますが)問題ないでしょう。先に書きましたように、WHSがしょぼかったときにLinuxを載せる可能性があったので、IntelのNIC搭載は運用が楽で結構魅力なのです。H57チップなので、サウスブリッジ(PCH)の部分にRAIDコントローラが内蔵されていますが、WHSでは、H/W側でRAIDのボリュームを組む必要がありません。OSが勝手にやってくれます。

・Case: ケースは大いに悩みました。NASなので、小さいに超したことはないわけです。TeraStationまでは小さくできませんが、常に部屋の片隅で邪魔扱いされるのでできるだけケースは小さいものを選びたいものです。そこで、miniITXなのですが、macminiのようなmini-itxケースはHDDがたくさん積めない、またファンの直径が小さくなるのでうるさいなどいろいろ問題がでてきます。そのあたりを踏まえ、HDDを6本搭載可能、12cmのファンを乗せられる、静音なATX電源を積めるケースとして、Abee T20になりました。普通のATX電源を載せられるので、最新の極めて静かな電源を載せれば、電源部の音は最小限に抑えられます。またケースファンも12cmの物を使えるので、極めて静かなファンを搭載できます。TeraStationから見れば体積比2倍位の大きさになってしまいましたが、2台のTeraStationの置き換えとなりますので、良いかなと勝手に思っています。

・電源: Enermaxの80Plus GOLDのプラグイン型電源を選びました。今回のシステムの電力は、電源容量☆皮算用☆計算機。で計算すると、アイドル時で46W、ピークで190W(こんなに行かないとは思うけど)なので、600Wも要らないのですが、電源はカローラで40キロで走るのと、フェラーリで40キロで走るのでは後者の方が消費電力が少ないです。ってことで、大きな容量で、効率の良い電源で、品質の良いものを選びました。が、後述する問題が発生しました。ちなみにMiniITXケースの場合、配線が超大変なので、プラグイン型の電源は必須です。

・Blu-rayドライブ + Abee製ピュアホワイト5インチベゼル: これは完全に失敗しました。NAS用のサーバなので、データを一部Blu-rayなどで焼くのでは?という思いからBlu-rayドライブを採用しましたが、上記の電源の奥行きが長すぎて、このケース(Abee T20)では物理的に干渉してしまいドライブがつけられませんでした!。ドライブのお尻と、電源のモジュールケーブルが出る側が干渉しました。しかも少しではなく思いっきり。というわけでこのケースを使う人は電源の長さは重要です。結局、USB接続のポータブルDVDドライブを使ってインストールし、普段はDVDなどドライブ系は使わないという方針にしました。またBlu-rayに焼くときは他のデスクトップにコピーして焼くことにします。ただし、Blu-rayドライブが使えないことは後述する利点がありました。ちなみに、5インチベゼルも一緒に使わないことになりました。逆に外観が損なわれず綺麗です。
* 2010/06/09: 追記:完全にぼけていました。T20のウェブサイトにこの問題の答えが載っていました。奥行きの長い電源の場合は、付属のPSUブラケットLを使って、この干渉を避けられるようです。こりゃなんだ?と思って使いませんでした。ダメですね。説明書読まないと・・・。というわけでこの干渉問題は解決できる様です。

・HDD: 静音で高速で大容量ということで、(一部の人に)人気のあるWD製の2TBytesのHDDです。消費電力・静音性ともに優れており、しかも2Tで1万円割れというコストパフォーマンスに優れるHDDです。しかも最近発売されたばかりの677Gプラッタの物が売り始めていたので、4本購入しました。このHDDはこの1~2週間で超売れているみたいですね。しかし、ここで問題が発生しました。TeraStationが4本HDDだったので、あまり考えず4本導入しましたが、今回のM/BがSATAが4本しかありませんでした。つまり上記のBlu-rayが使えなくなったのはむしろ良かったです。というわけでM/BのSATAは使い切りました。このAbeeのT20はオプションをつけると6本HDDをつけられるのですが、あと2本つける場合は、PCI Expressの拡張sataなどを付けないといけません。
また、このHDDは、WDのAdvanced Formatですので、注意が必要です。最初にWD Alignユーティリティを実行しておかないとパフォーマンスがでません

・ケースファン: 廃熱の背面ファンは、Abee T20に標準付属でついています。12cmで、非常に静かでこのまま使える感じでした。HDDは高温下で寿命が短くなるらしいので、HDDの冷却用と吸気の意味で、前面に12cmファンを追加しました。ケースには前面ファンを付ける場所があり(付属していません)自由に選べます。12cmで静かといえばS-Flexです。800rpmの全く無音とも言えるファンを取り付けました。

・CPUファン: 前から吸気、後ろから廃棄なのでサイド型のクーラーを選ぼうかと思ったのですが、何せケースがどのくらいのファンが付けられるかわかりませんでした。そこで、kakaku.comなりconeco.netのレビューを見ると、今回私も採用したKABUTOが付くようだったので採用しました。が、これがかなり巨大なファンでして、M/BにCPU載せてファンを乗せてから、ケースに入れるわけですが、その後、本当に狭くてかなり苦労しました。前面パネル用のUSBケーブル、電源ON/Off, Reset, HDD LED, PowerLEDなどの細かい配線、SATAの4本の配線、これが超大変で普通の男性の手ではまず入りません。私は割り箸とピンセットでがんばりましたが、途中泣きそうになりました。あと、電源の12V供給4ピンも相当射すのに苦労を・・。もし同じ構成で組む方がいらしたら、M/Bをケースに入れる前にできるだけケーブルは指して置いたほうが良いですね(あたりまえか)。mini-ITXの厳しさをしりました。とはいえ、無理してでかいファンを使ったのでCPUファンも極めて静かです。結果的に静音電源、静音ファン達、静音HDDのおかげで、相当耳を近づけないと音が聞こえない極めて静かなNASになりました。TeraStationの引退決定です。圧倒的に静かになりました。

◆Windows Home Serverのお話。

・ベースとなっているOSは、Windows 2003 Serverです。つまり、クライアントOSでいえば、Windows XPベースのOSとなります。インストール中に画面の上側には、Windows 2003 Serverという文字が表示されたり、そのあたりの手抜きっぷりが酷い感じですが、2003 Serverの基本機能に、いろいろなホームユースの機能(メディア共有機能など)を追加したOSの様です。

・このサーバーの情報は限られています。あまり売れていないんですかね。かといってIT系の本を今更買う気も起きないですし。ネットで情報をあさるしかありません。Microsoft公式サイトも情報がなくて役に立ちません。良いOSなのに。

・留意点: このOSベースのベースはXPなので、HDDをBIOSでsata AHCIとして認識させてOSをインストールすると途中でブルースクリーンが発生します。XPと同じ現象です(=発売当時SATA AHCI接続の規格が存在していなかった)。このブルースクリーンを解決するには、IDE互換モードで動かすか、WHSのインストール”途中”(←XPは最初の時だったが、WHSは途中です)の再起動時にF6キーを押してsataのドライバをインストールします。私はUSB-FDDを使って、インストールしましたが、USB-FDDを持っていない方は、WHSのインストールディスク内容にこのドライバを含ませたディスクを作らなければなりません。この辺はやや面倒なので、次期WHS(開発コードvail)を待つのも良いかもしれません。既に日本語のベーターも公開されているので秋くらいまでにはでるかもしれません。Windows7ベースなのでSATA AHCIは問題なく認識します。

・インストールが完了すると(今回のM/Bでは、Chipset, NIC, Soundなどのドライバを付属CDなどからインストールする必要あり)、ドライブは、CとDの二つに分かれています。このあたりが他のWindowsとは違います。WHSでは、何本HDDをつなげてもこの2つの仮想ドライブ(C=システム、D=データ)に割り当てられます。中身はどうなっているかわかりませんし、原理を知る必要はありません。HDDを運用後に途中で増やすと、Dドライブの方の容量が増える形です。こうなるとRAID1なのか5なのか6なのかとかあんまり考えなくて良いようです。完全に思考停止できます。LinuxのSoftwareRAID + LVMとかだと動作原理もわかりやすいですが、それを一つ一つ気をつけてやる時代ではないのかもしれません。もうWindowsにお任せです。HDDを2本以上付けると(もちろん容量がたくさんある場合)、Dのデータは分散管理され、1本のHDDが壊れても、そのHDDを入れ替えれば自動で復旧される様です。その辺のデータの冗長化もデフォルトで自動でやってくれます(自分で設定も可能)。Cドライブのシステム(OS)部は、1つのHDDに入っている様で、そのHDDが死んだ時は、WHSを購入するとリストアCDというのが入っているのでそのCDでブートしてOS部を復旧できるとのことです(もちろんデータも復旧される)。つまりリスクとしてはHDDが複数一気に壊れたときがやばいですが、それは他のNASもそうなので同時に壊れるのだけは避けなければなりません。やはりHDDの冷却(というか高温にならないエアーフロー計画)と、物理的に衝撃を与えるなどを避ければ大丈夫なのではないかと。T20のケースは、前面にFANを付けるとその吸気の流れがHDDを冷やす方向に働きます。よって定期的に埃だけ取り除いてあげれば、高温も防げるのではないかと。

・とりあえず、インストールが終わると、C/Dという2ドライブが作られることは述べましたが、Dドライブの方には、パブリック・ユーザー・写真・音楽・動画など良くあるカテゴリ分けされた共有フォルダが既に作られています。それを反骨せず、されるがままにその中にデータを移動しました。この辺勝手にできているのは楽でいいですね。また、このフォルダを”メディア共有”すれば、いろいろ便利になります。いわゆるDLNAサーバーとなるので、PS3からネットワーク経由で、動画・写真・音楽を参照できます。これが相当便利でした。PS3から今までの多量な写真、音楽、動画(特に谷コーチのスイングDVD)が見られるのは相当に便利でした。TeraStationのDLNA機能もあったのですが、なんか上手く接続できず(ちゃんと試していないけど)、あまり使っていなかったのですが、WHSは想像以上にPS3と親和性が良く、おすすめの機能です。

・というわけで、TeraStationに比べ、圧倒的に静かで、(新規でTeraStation買うよりも)安価で、スピードも速く(ギガビット接続はとても速い)、リモートアクセスもできる(外出先からVPN経由でサーバにアクセスなど)、かなり良い感じのNASができました。もうLinuxで力業でやるのも時代遅れなのかもしれないですねー(この辺は反論起きそうですが)。とにかく気楽で良い感じです。この気分になってきたのも歳なんでしょうね。何でもLinuxでフリーとかいうのは疲れてきたんだと思います(笑)。NASの導入をお考えの方はWHS、結構おすすめですよ。何よりも静音になったのが大きいです。

・とは思いましたが、例えば1本のHDDが死んだ時にメールで通知してくれるとかの機能がないと不安です。その辺り、Linuxならcron+シェルスクリプトで簡単ですが、WHSはどうやるのでしょう・・。どうやらサーバーにいろいろな機能をつけるアドオンシステムがあるらしく、まさにHDDなどのヘルスチェックを行い異常時はメールを送るアドオンがあるようです。この辺りが全くマニュアルがないので困ったものですが、ウェブにちらほら記事を見かけるので少しずつ導入して行きたいと思います。

・最後にデメリットは2点です。一つは、TeraStationよりは体積が大きいこと。もう一つは、消費電力です。TeraStationは、平均60W, 最大86Wとのことです(TS-XH8.0TL/R6)。今回の自作PCは、平均約50W位のはずなので、おそらく下回っていると思いますが、もしかしたらTeraStationのより少し大きいかもしれません。今度ワットチェッカーで計測してみます。

・2010/06/18 追記: 上記の消費電力ですが実際にワットチェッカーではかってみました。48W~54Wくらいでした。良い感じです。

・2010/06/29追記: CPUファン(KABUTO)に付属のFANがコツコツコツという音を言うようになりました(早い!)。ってことで、CPUファンもS-Flex 12cm 800rpm SFF21Dに変更しました。音がなくなりました。良い感じです。core tempで計測して、CPUは2コアとも29度くらいです。

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Lumix DMC-GF1で微速度撮影(Time Lapse)動画を撮ってみるテスト。

2010 年 3 月 4 日 コメント 10 件

このブログでも何度か紹介している微速度撮影(Time Lapse)による動画生成ですが、その撮影は、EOS 5D Mark II+純正タイマーリモートコントローラで撮影したものでした。
今回は、巷で大人気の(?)Panasonic Lumix DMC-GF1を使って微速度撮影をすることにしました。
GF1はミラーレスですので、1回の撮影で千枚以上の撮影をする微速度撮影には向いているかもしれません(クイックリターンミラーの動作がないため)

GF1で微速度撮影するには結構な難点な課題があります。
GF1では、一定間隔撮影(インターバル撮影)をする方法が公式にはない
ことです。

微速度撮影では、1秒に1回とか、2秒に1回という間隔で長時間撮影し続けます。Panasonicは、GF1, GH1, G1, L1などで使えるリモートコード(いわゆるレリーズ)=シャッターリモコン(DMW-RSL1)を発売していますが、このリモコンは、シャッターを押す(+半押し)ができるだけで、インターバルタイマー撮影はすることができません。また、GF1にもそのような機能はありませんから、公式では撮影ができないわけです。

一方で、DMW-RSL1はよく見てみると4極のφ2.5mm ミニミニプラグを使っています。このプラグは、マルツなどで普通に売っています。(4極ミニミニプラグ MP-425)
この3極目と4極目がリモートシャッターに使うピンです(一番径が太い根本が4極で、次が3極です)。シャッターボタンを押すとこの抵抗値が変わることがテスターで計って確認できました。

抵抗値(3極目と4極目の間の抵抗)
1)シャッターを押していない=40kΩ
2)半押し=5.3kΩ
3)シャッターを押し込む=2kΩ

と、抵抗値の変化をカメラ側で検出しシャッターコントロールをしていることがわかりました。
微速度撮影では、とりあえず焦点(ピント)は、風景なのでMF固定でOKですので、1)と3)の2つの抵抗値を一定間隔で切り替えればインターバル撮影が可能になります。
純正のシャッターリモコンが死ぬほど高いので、単純なレリーズ(タイマーなし)として作りたい方もこの情報で1000円以下で作ることができますね(ヤフオクに安くうっている業者がありますが)
* 自己責任でお願いします。これによってカメラが壊れても責任は負えません。抵抗値や原理などをお調べになってご対応頂ければと思います。

 

上記の動画でわかりますが、この方法でインターバル撮影をすることができるようになりました。自作のインターバルリモートコントローラとして、

・2kΩと39kΩの両端(直列=41kΩ相当)をφ2.5mmの4極ミニミニプラグの3極と4極につなげる。
・39kΩをシャッター時に短絡させれば3極と4極の抵抗が2kΩになりシャッターが切れる。
・一定秒間隔でこの動作をさせるために、今回は、イタリア製の一部でハヤっている超簡単マイコンのArduinoを用いました。マイコンなどの経験がある人なら超簡単に遊べるものです。今回は、たまたま部屋に転がっていたArduinoを使いましたが、単純に一定間隔のパルスを出せば良いので、タイマーICとボタン電池の小さな回路でも十分に実現可能だと思います。
・ArduinoのD/O(Digital Out)で一定間隔でHigh / Lowを切り替え、その出力をフォトカプラを用いて、上記の39kΩの両端をスイッチすることで、インターバル撮影を実現することにしました。
・Arduinoの電源は、USB端子経由で5V供給なのですが、外での撮影ではパソコンなどはないので、SANYOのエネループモバイルブースターを用いました。これは素晴らしい製品です。ACで充電できてUSB端子として出力できるので、このブースターとArduinoの相性は抜群だと思っています。

さて、上記の自作インターバルリモートコントローラを用いて近所に撮影に行ってみることにしました。本当はもっと青空がバックで雲が斑で流れているような時にとても綺麗な動画になるのですが、残念ながら雨で天気が悪いという状態でした。とりあえずGF1での微速度撮影テストということで、この悪天候の中に撮影テストを行いました。

GF1のセッティングは、
・連続撮影でメモリアクセスに遅れがでないように大容量で高速なメモリを選ぶ必要があります。私は、SanDiskのExtreme SDHC Class 10 32GBを使っています。RAWで2500枚くらい撮れます。結果的には2秒間隔の微速度撮影で途中止まることなく撮影し続けることができました。
・三脚は言うまでもなく必須です。
・ISO100, RAW, FullHDにする予定ですので、16:9のアスペクト比で撮りました。
・露出補正は、-2/3にしました。微速度撮影の時は、長時間撮影で太陽の変化も大きく、また途中で変えると不連続になってしまうので、露出補正はよく考える必要があります。私はハイライト飛びを防ぐためにいつも少しマイナス補正をかけて、現像ソフトでぎりぎりに持ち上げて現像しています。
・今回は、2秒に1回のインターバル撮影をしました。1秒に1回でも良いのですが、GF1はEOSなどの一眼レフに比べレリーズラグがありますので、1秒1回は(無理ではないですが、なんとなくぎりぎりな感じです)。今回は余裕を持って2秒に1回にしました。30fpsの動画にした場合、1分間の実時間が、動画では1秒になりますね。

このセッティングで、約30分間撮影しました。撮影後、RAWをJPEGに一括変換しますが、今回はLightroom 3 Betaを用いました。Silkypixでは、一括現像時にリサイズ(RAW元サイズからFullHDの1920×1080にリサイズ)ができないようでしたので、今回は使いませんでした。以下にvimeoとyoutubeにFull HD動画をアップしましたが、やはり再圧縮とビットレートの関係で少し汚くなっています。そこで、元データのMpeg4データも以下にアップしますので興味のある方は元データの動画をご覧ください。VLC Media Playerなどで再生できます。

元データ:http://spacewalker.jp/hdmovies/20100304_rivercity21_dmc-gf1_no1.mp4

Timelapse Test Panasonic DMC-GF1 No.1 from Naoki Miyashita on Vimeo.

次にお遊びですが、Lightroomのaged filmプリセットで変換したときの動画を下にアップします。

元データ:http://spacewalker.jp/hdmovies/20100304_rivercity21_dmc-gf1_no2.mp4

Timelapse Test Panasonic DMC-GF1 No.2 from Naoki Miyashita on Vimeo.

今回の撮影は、約30分間(2秒間隔)で撮影枚数は約980枚。30fpsのFull HD動画としました。マウントアダプターを介して、MC Araxのチルトレンズをつけて、逆アオリをすればおもしろい動画が撮れるかもしれませんね。

あと余談ですが、今回のタイマーリモート制御ですが、ebayで中国の業者がタイマー機能付きリモートコードを売っていますので、それを(オークションなので自己責任で)買っても良いかもしれません(使ったことないので動作保証は私にはわかりません)

2010/03/07 追記: ebayで中国製のタイマー付きリモートシャッターを買ってみました。


動作は全く問題なしでした。自作が面倒な人はこれでことが足ります。

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あまりの素晴らしい動画に魂が震えた。Nature Time Lapseシリーズ。

2009 年 12 月 7 日 コメント 3 件

なんていうかっこいいタイトルを付けてみましたが、youtubeで背骨の随まで感動させられ、心を奪われた動画を見つけました。

mockmoonさんのNature Time Lapse – 微速度撮影動画- シリーズ。

720pのHD動画で公開されていますので、是非ダブルクリックしてyoutubeに飛び、高画質でご覧ください。映画沈まぬ太陽のキャッチコピーではないですが、”魂が震えます”。
本当に素晴らしい動画と音楽で超癒されますし、自然の美しさを改めて感じさせてくれます。この素晴らしい動画の作成には多大なるご苦労があると思いますが、今後も多いに期待して行きたいと思います。youtubeも1080pにパワーアップしましたので、大型テレビでのフルスクリーンや、はたまたBlu-rayなどの発表があれば良いですね。

Nature Time Lapse 2 -微速度撮影動画まとめ2- (HD 720p)

コメント欄で書いている人もいますが上の動画で5:57秒あたりはもうヤヴァイです。

いやはやこんなに感動した動画も久しぶりです。上記の他にもたくさん公開されているので是非ご覧になってください。

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Amazonベーシック(アマゾンのプライベートブランド)がヤヴァイ。

2009 年 11 月 6 日 コメント 2 件

amazonがプライベートブランド:amazon basic (アマゾンベーシック)を発表しました。

Amazonベーシック

LANケーブル、HDMIケーブル、CD-Rなど、良く使うものに対して、amazonが全世界ターゲットでのプライベートブランドとして販売を開始します。
はっきり言って、鬼安く、既存のサプライメーカーでは太刀打ちできないかもしれません。
最近、大手スーパーなどがプライベートブランドを展開し流行っていますが、このAmazonベーシックは全世界レベルなのでかなり強烈な印象です。
デフレスパイラルに突入している日本経済では、ユニクロ、マクドナルドなど勝ち負けが二極化してきましたね。
安かろう悪かろうとは一概には言えず、グローバル展開していることで、流通量が多く、ロジスティクスを抑え(抱え)た大企業が、安くても”悪くはない”ものが世の中にあふれてきました。
このデフレ状態、プライベートブランドの流行などは、消費者にとって一見有り難いですが、長期的に見ると不安を感じます。
といいつつも、このamazonベーシック製品は買っちゃいそうな気がします(どうやら3Mなどがoemで出している様なので品質は下手なサプライチェーンより良いかもしれません)

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