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2007 年 4 月 のアーカイブ

晴海埠頭からの夜景写真

2007 年 4 月 28 日 コメント 8 件

チャリンコで晴海埠頭まで夜景を撮りに行ってきた。カメラ・レンズ・三脚を抱えて片道約50分の道のりなので帰ってきた時には腰と肩が痛かった。こういうときに車があると便利だろうなぁと思ったが、チャリンコ好きなのでしばらくはこの状況が続きそうである。

今回はパノラマのスティッチ写真に挑戦しようと思い三脚を水平に回して撮ってきた。一枚一枚はそれなりにとれているのだが、Photoshopでつなぎ合わせがやはり難しい。何か方法があるのではとおもったが結局挫折。Canon付属のスティッチソフトで自動で任せてしまった。つなぎ目が酷い・・・。

20070427_harumi_rainbow1_s.jpg
レインボーブリッジ(クリックすると拡大)

こういう1枚1枚をつなぎ合わせてパノラマにしたのが以下の二つ。うまい人はつなぎ目が全く見えず作れます。私は露出も固定したのにずれていて、なんとも下手な写真です。

20070427_harumi_pano_s.jpg

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20070427_harumi_pano2_s.jpg

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六本木ヒルズのエレベーター火事について考える

2007 年 4 月 27 日 コメント 6 件

2007/4/4に起きた六本木ヒルズ上層階でのボヤ騒ぎに関して、森ビルが原因報告をプレスリリースした。

六本木ヒルズ森タワー エレベーター機械室での発煙事故(4月4日発生)および その後の対応・対策について

プレスリリースによるとエレベーターを支えるワイヤーの一部が解れ、その部分が接触して火花が散りボヤ騒ぎになったとのことである。4月4日のブログ(宇宙ステーションが肉眼で見えます(4/4 ~4/14))の最後に書いたように、私はその時間まさに49Fに居て、何か焦げたような臭いを感じていた。

私の場合、他人の気になる行動はだいたい自分にも当てはまることがあり反省することが多いのであるが、今回のプレスリリースを見てやはり反省することになった。私は昨年度のシンドラー社製エレベーター事故の際にこのブログに記事を書いている(シンドラーのエレベータを考える)。シンドラーのエレベーターは、人命が奪われるよりも前に母校の東工大で明らかにおかしな動きがあったらしい。その不安定な動きを毎日感じていた工学部の学生、教授陣がその現象を考え、メンテナンス会社に連絡をしなかったことをブログで非難してしまった。しかしそれは今回の件で私にピッタリと当てはまる。今更言っても後の祭りなのであるが、六本木ヒルズの事故を起こしたエレベーターに乗っている時にこのエレベーターはいつか事故が起こると察知していた。普段なら何か製品などに疑問があればすぐに窓口に問い合わせる性格なのに、今回はその違和感を覚えつつも森ビルに連絡するのを怠った。宇宙工学とエレベーターでは分野が違うが、基本的な工学的感覚であのエレベーターに違和感を感じていたのに、何もアクションを起こさなかったのは問題であったと反省している。森ビルに連絡したところで調査をしてくれたかはわからない。しかし工学を扱っている職に就きながら将来の事故を予兆があったのにそれを報告しなかった姿勢は反省すべきであると思っている。今回は人命に関わらなかったため、結果的には良かったのであるが、今後はいつもの調子で疑問があったら問い合わせるという姿勢をしっかりと取っていこうと思っている。

さて、エレベーターの違和感について。
感じていた違和感とは、エレベーターホールに恒時的に吹く強い風とその風によるエレベーターの振動である。49F,51Fのエレベーターホールでエレベータを待っていると常に大きな風音が聞こえ、扉が開いた瞬間強い風を受ける。また昇降中もその風によりエレベーターが進行方向に対して直交方向に円を描きながら振動している。下図は、エレベータのワイヤーを1本とした場合(実際には複数本らしい)の振動の様子である。風は下から上が上がっており、また図のように渦を描いて吹いている(気がする)その風に揺られ、エレベーターの箱が赤い矢印のように振動しながら昇降している。この振動を感じたときに違和感を感じ、いつかこのエレベーターは不具合を起こすのではないかと感じた。

roppongihills_building_wind.jpg

振動するエレベーターはそこら中に存在している。しかし今回違和感を感じたのは異常とも言える常時吹いている風が原因となっているからである。汐留付近や新宿新都心などのビル風は現在数値シミュレーションされ解析が行われている。そう考えると、あのエレベーターホールの風はおそらく設計想定外の風であると感じた。あの六本木ヒルズのエレベーターホールに分かっていて対策を取らなかったとは考えにくいからである。この想定外の風によって振動しているのではないかという仮定から違和感を感じていたわけである。

この件を少し職場で話した。なぜ風が起きるのか?全て仮定の話であるが、おそらくエレベーターが通過するエリアは言ってみればデッドスペースであり、そこにエアコンの室外機の熱い空気、何らかのモーター類の熱、機器室など熱を各階から逃がしているのではないかという仮定である。熱気球の原理からもわかるように暖かい空気は上昇する。200m近い縦のエレベーター空間に各階から熱が発生していれば、その上昇空気により常時風が吹く可能性があるのではないか。また上昇した空気は200m近い高度差ができると気圧が下がり結露を起こすのではないかという仮定も考えた。これは、森ビルの発表によると、ワイヤー類などが異常なほど錆びていたという報告があったためである。錆びて脆くなったワイヤーに、風による進行方向と直交向きの振動が加わると想定以上にワイヤーにダメージが蓄積される可能性がある。

今回の事故の責任はおそらくエレベーターメンテナンス会社が取ることになると思う。報道ではシンドラーの教訓が活かされていないと非難されているが、果たしてそれだけで済む問題なのであろうか。今回のメンテナンス会社は、規定通りメンテを行っている。事故直前のメンテでも問題なしということである。今回の事故は荒唐無稽な仮定ではあるが、あの想定外の風による錆びの促進と振動によって起こったものであると考えている。つまりエレベーターの設計では今回の振動は想定されておらず、普通のメンテナンス基準では判定が難しかったのではないかと考える。メンテナンスという仕事はおそらくマニュアル通りに誠実にチェックを行いOK/NGを判定しているはずである。そう考えると、今こうやって原因の調査という視点で見た場合は明らかに整備不良と判定できるが、日々の仕事でマニュアル想定外のトラブルを未然に検知できるかは疑問がある。

我々の人工衛星開発でも、サブシステムという小さい部分に分けて分担開発を行う。各サブシステムは規格通りに作り動作も確認するのであるが、各サブシステムを統合した総合システム試験でかならず想定外の問題が起こる。同じように、今回の日本最大規模のビルで起こった想定外の風は、ビル設計者、エレベーター設計者がそれぞれの基準で判定するではなく、全体のシステムとして想定される不具合を吟味しメンテナンス基準を作らないと対応できないのではないかと思う。おそらくエレベーターの本当の設計者がメンテナンスを行っていれば、このビルの環境ではより頻度の多いメンテナンスなどを指定したのかもしれない。しかし、設計者とメンテナンス者が違うのはもちろん、業務委託という会社も違うような現状では、今回の”当たり前”とも言える不具合でも気がつけなかったのはしょうがないのかなと思う(もちろんメンテナンス者がさぼっていたら話は論外である)

今回人命が失われなかっただけでも不幸中の幸いである。あのような大きなビルで人命が失われず不具合が見つかったのはむしろラッキーと考えるべきである。個人的に当日の森ビルの人的避難誘導は完全にミスリードであったと思っている。エレベータメンテナンス会社も森ビルも、そして違和感を感じていなかったのに報告をしなかった私も含め、箍を締めなおす必要があると思う。

最後に、今回の風の件はまともに調査もしていない勝手な仮定であり全く見当違いの可能性は大いにある。しかしこうやって一つ一つ不具合や現象がなぜ起きるのかを仮定・想定する、これこそがエンジニアリングの楽しみであると思う。

5.2 追記
今回のエレベーターメンテ会社(日本オーチス)が、今回の事故について記者会見を開きました。
ワイヤーの錆を気がついていたのに放置していたとのこと。全くの論外です。
確実にメンテ会社の問題で、シンドラーの事故も他人事だったということですね。
あと、なぜ錆びたかなどのは情報を流してほしいと思います。

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宇宙ステーションが肉眼で見えます(4/26 ~ 4/30)

2007 年 4 月 26 日 コメント 5 件

宇宙ステーションが肉眼で見えます(4/26 ~ 4/30)

s115e06767.jpg
Image Courtesy of NASA

4/26 ~ 4/30にかけて国際宇宙ステーションが日本全国で見えます。
世界16ヶ国で開発が進められている国際宇宙ステーションは、持っている巨大な太陽電池パドルが太陽光を反射させ、肉眼で見ることができます。明け方、夕方の金星などよりもずっと明るく見えますので、誰でも時間と方向さえあっていれば見ることができます。各都道府県庁の位置で見える方向・時間を計算しましたので、晴れていたら是非挑戦してみてください。

■予報(東京近辺)

★4/26(木)
見え始め:19:52:44 方位角310度(北西)
最も高い:19:57:21 方位角230度(南西) 仰角74.7度
見え終り:20:02:10 方位角136度(南東)

方位角:北を0度、時計回りに360度。つまり北0度、東90度、南180度、西270度
仰角:水平0度、真上90度

★4/28(土)←特にオススメ(晴れていれば・・)
見え始め:18:57:30 方位角312度(北西)
最も高い:19:02:07 方位角20度(北北東) 仰角86.5度
見え終り:19:06:51 方位角132度(南東)

■予報(東京近辺以外)

*パソコン用
JAXAの国際宇宙ステーションを見てみようのページ
http://kibo.tksc.jaxa.jp/

*携帯用
http://mobile.jaxa.jp/

■携帯でのリアルタイムで方向を計算するシステム■
携帯に下のアドレスを転送して、時間になったらアクセスしてみてください。その時どちらに見えるか計算できます。事前にどちらが北か?などは確認しておいてください。

http://spacewalker.jp/iss

古い機種で文字化けが発生するそうです。その場合は下のを利用してください。
http://spacewalker.jp/iss/index_sjis.html

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Michelangeli’s Mozart Piano Concertos Nos.20 & 25

2007 年 4 月 22 日 コメント 6 件

久しぶりにクラシックのCDを買った。考えてみればいつの間にか自分の中でクラシックのCDを買うという文化が随分薄れている気がする。クラシックの分野は、レンタルCD,iTunes Music Store、着うたなどを見てもまだまだレパートリーが少なく、新しい曲を求めるなら未だにCDを購入するしかない。単純に高校~大学の頃のクラシック熱が落ちてきてしまっているからだと思う。当時は渋谷、新宿など大きなCDショップがある場所に行っては新しいCDを隈無く探していたが、最近そんなパワーはなくなった。おそらく聴く曲がなくなったのが問題だと思っている。私はクラシックに関して完全に食わず嫌いな聴き方をしており、ホロヴィッツ、コルトー、ルービンシュタイン、ミケランジェリなどの巨匠を超える演奏家が現代のピアニストには居るはずがないという偏見とも言える先入観から最近の演奏家を全く知らない。つまり、高校~大学からに掛け、録音数も有限と言える過去のマエストロの演奏をほとんど聴いてしまった時点で、新しいCDはもういいやと思ってしまったのだと思う。

そんな折、久しぶりにツタヤの狭いクラシックコーナー(たった2棚しかなかった)を覗いてみた。クラシックコーナーと書いてありながら、現代のイージーリスニング系のCDが大幅に浸食しており、クラシックの曲も”気軽に聞けるモーツァルト”など演奏家も書いてないような格安CDしか置いてない。こりゃだめかなと思った瞬間1つのCDに目が止まった。

mozart_michelangeli.jpg

ミケランジェリのモーツァルトピアノ協奏曲20,25番であった。パッケージを見ても今まで見たことがない。裏面を見てみるとなんと演奏が1989年6月と書いてあった。ミケランジェリが亡くなる6年前の演奏である。亡くなった年は、高円寺の学生寮に入寮しており、その新聞閲覧スペースで片隅に小さい記事を見つけた”完全主義の巨匠ミケランジェリ氏逝く”。全盛であった60~70年代の演奏はほとんど聞いていたのだが、89年の演奏が存在しているとは知らず、思わぬ発見である。しかも録音はディジタルレコーディング(DDD)で音も悪くない。この瞬間、クラシック熱を持っていた頃の感覚を思い出した。好みのマエストロの聞いたことがないレアな録音を探し出した感覚である。(最近追いかけていなかったので、今回見つけた録音がレアか分からないが・・)

さて、演奏に関して。やはりミケランジェリらしい綺麗な音は健在であった。完全主義者であったミケランジェリが、晩年崩れた演奏を世に残すわけはないと思っていたが、ミケランジェリの音がちゃんと残されていた。カデンツァの部分をもしかしたらオリジナルで弾いているのでは?と期待したが、60年代の演奏と同じくベートーヴェン作のものらしい(解説より)。とにかくLP版やそのCDリマスターしか聞いたことがなかったミケランジェリをディジタルレコーディングで聞けたことがとても嬉しかった。今回の機をきっかけに、今度大きなCDショップで全棚をざっと見てこようと思った。

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Microsoft Silverlight 発表

2007 年 4 月 16 日 コメント 6 件

以前、このブログで紹介した(XAML + WPFプログラミング)WPF/Eが正式に名前を変えて発表された。

Microsoft Silverlight | http://www.microsoft.com/silverlight
silver.png

Flashと完全に張り合う技術ですが、私としては1)開発スピード、2)XMLベース(XAML)、3)強力な表現能力、などの点で多いに期待しています。ウェブデザイナーの方、SEの方、注目です。早めに身につけて頭一つ飛び出してください。Flashのシェアをどこまで奪えるかわかりませんが、これも強烈なSilverlightベースのサイトが出てくれば変わってくるでしょう。今後の強烈なウェブが楽しみです。Silverlightが一般的になるとフルスクリーン化できるIE7.0は強烈のプレゼンテーションステージとなると思います。

ちなみに、マイクロソフトはあまり好きではありませんが、この技術は素敵だと思っています。

*追記:.NET Framework 3.0とWPF/Eの関係は、.NET Framework 3.0 の紹介をご覧になればわかります。WPF/Eは、WPFのサブセットという位置づけですね。

あとIT情報つながりで、

・CentOS5が発表
無償でEnterprise Linuxを使いたい方はオススメです。2,3日前に発表されました。(RHEL5クローンです)

・BEA Liquid VM
この技術はJavaアプリをOSを挟まず実行できるようです。もともとハードウェアをラッピングする為にOSが生まれたのに、それぞれのOSをラッピングするためのVMという考え方は普通に考えればおかしいです。パフォーマンス的に見ても全く当たり前の技術だと思います。IBMあたりも追従するのではないでしょうか?

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