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2009 年 6 月 のアーカイブ

“能”を見に行ってきました。喜多流職分会の自主公演能

2009 年 6 月 29 日 コメント 4 件

先日、池尻にある大変おいしくて、素敵な寿司屋をdairaさんに紹介して頂きました。とても素敵なお店には、とても素敵なお客さんが付きもので、私の隣にいらっしゃった方も、例外に漏れず能楽師の名家の方でした。

能ももちろん流派があり、お会いした方は、喜多流職分会の”粟谷能の会”の粟谷明生氏でした。

参考:
粟谷能の会公式Webサイト
粟谷明生氏の公式ブログ

その際に名刺を交換することができまして、本日、その粟谷さんがシテ(主役)を務める”能”を見て参りました(ご招待頂きました)。芸術に疎い私にとって、能は初めての体験であり、多くの感動がありました。

演目は”雲雀山(ひばりやま)”、前シテ・後シテを粟谷さんが演じていらっしゃいました。

まず、”能”に関してですが、歴史の授業で、世阿弥・観阿弥くらいの人物名が浮かぶ位で、時代背景はもちろん、能の演じ方、どういうシステムなのか?なども全く無知でありました。とりあえず、wikipediaの能のページで最低限の知識だけは付けて臨んできました(もちろんwikipediaの記述がどこまで正しいか疑問ですが)

能を見た感想ですが、全体を通してのトータルな表現は難しいため、とりあえず感じたことを箇条書きで述べたいと思います。

・まず入ったところで思うのは能舞台の綺麗さです。歌舞伎が前に向かって演じているのに対して、能舞台は正方形の舞台であり、横からの角度からも見られるという特徴があります。後ろに松の絵が描いてあり、まさに日本の古典・伝統芸能という感じでした。

・お客さんの客層ですが、やはりご年配の方が多く、私の世代(もう一回り上を含め)少ない印象でした。

・私も以前のブログで書いたように着物(といっても安いもの)を着るのですが、そんなものと比較にならないほど、綺麗な着物で輝いていました。ただ派手というのではなく、奥ゆかしい煌びやかさとでも言うのでしょうか、着物好きならあの着物を見るだけでも価値があるかと思いました。

・”話し方”とでもいうのでしょうか、もちろん日本語ではありますが、あの独特のしゃべり方は、最初の内なかなか聞き取れず話の展開がよく分かりませんでした。しかし不思議なもので、少し聞いていれば割と聞き取れるようになってきたので、こればっかりは慣れなのかもしれません。

・ぶっちゃけ途中ウトウトしてしまいました。理由としては、能楽師たちの声の美しさ・心地よさです。すっと通る声なのですが、うるさくはない、なんとも言えない心地よい声でした。そういえばお寿司やさんでも、声の事をおっしゃっていたので、やはり声には相当のこだわりがあるようですね。

・摺り足(wikipediaによるとハコビというらしい)による独特の歩き方、少し腰を落とした姿勢など、まさに能とも呼べる姿勢とでも言うのでしょうか、とても印象的でした。

・小鼓・大鼓の、ポン・カンという音が、TVなどで和を表す時にBGMと使われるものですが、生で聞くと能舞台との反響もありとても綺麗な音でした。表現が難しいのですが、鼓の”ピアニッシシシモ”とでもいうのでしょうが、どこまでも小さな音が”通る”感じがすごく良い感じでした。祭りなどの和太鼓は全力なので、”小さい鼓の音”というのはすごく良いものでした。

・wikipediaによると、基本的には能は即興芸術らしく、リハーサルは行わないとのことです。見終わった後に考えると凄いの一言です。

あまりに知識が少なく、”間”、”声の張り”など役者さんの表現に関しての感想を言うことはできません。ただただ新しいものに感動したという印象です。今回、ひょんな出会いから能の世界に触れられることができて本当に良かったと思っています。能のシステム・用語は基礎的なレベルは分かってきたので、次回行くときは、表現・内容に目を向けられるようにしたいと思います。鎌倉時代から続く日本の伝統芸能に30歳になってやって触れられたわけですが、なぜこの芸能が数百年も残っているのか、そのあたりの観点からも興味を持って勉強していきたいと思いました。興味のある方、一緒に能を見に行きましょう。

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31周年記念スピーカー開発(その2)

2009 年 6 月 22 日 コメント 2 件

懲りずにまた開発している31周年記念スピーカー開発の続報です。
今回のスピーカーコンセプトに関しては、最初の記事(31周年記念スピーカー(ナウい女性用インテリアスピーカー)開発開始。)をご覧頂きたいのですが、
部屋の照明用のレール(ライティングレール)規格に取り付けられる、無線型インテリアスピーカーです。
ライティングレールから電力を取得し、音声自体はBluetoothでパソコン、iPhoneなどから無線で転送します。
スピーカー内部にBluetoothの受信機および、パワーアンプも詰め込んでいるため、スピーカーケーブルの引き回しの煩わしさがなく、
取り付けが簡単で、スピーカー用に床面積が必要ないというコンセプトです。

 1)スピーカーユニット選定
あたりまえの事ですが、スピーカーの音質は、スピーカーユニットの性能に大きく左右されます。30周年記念スピーカーの時は、ノルウェー、デンマークからユニットを個人輸入するほど高性能のユニットを選択しましたが、今回のスピーカーは、上記のコンセプトをまず満たすことが前提で、その中で音質の良い物という選び方になります。照明レールに設置することの一番の問題点は、質量です。照明レールは、複数の照明を付けることが前提となってはおりますが、耐荷重には限界があります。スピーカーは、内部の磁石の部分が非常に重いので、まず大きな高性能ユニットは選択できないことがわかりました。軽量・小型で高性能なフルレンジユニット(=人間が聞き取れる可聴域20Hz – 20000Hzのレンジを1本でカバーするもの:もちろん現実的には全部はカバーできない)を選択しなければなりません。最初の記事では、お世話になっているDream CreationのParc Audioのウッドコーン・8cmフルレンジスピーカーを採用する予定でいました。Parc Audioは以前私も使わせていただきましたが大変高音質のユニットです。実際にそのユニットを、自作スピーカーの殿堂コイズミ無線@秋葉原に買いに行ったところ、質量的にはOKだったのですが、8cmという小型のウッドコーンは能率が低く、また密閉型のスピーカーでは、少し厳しい感じでした。そこで、ある8cmのフルレンジユニットを店員さんと選び出し、店頭で密閉型の箱に入れて視聴を繰り返し、なかなか良いユニットにたどり着きました。

* 密閉型スピーカー: スピーカーの箱には、完全に密閉されている密閉型スピーカー(学校の音楽室にあるようなスピーカーとかで多いですね)と、裏面などにがっつりと穴が開いたスピーカー(位相反転型スピーカー=バスレフ型スピーカー)など多くの種類があります。現代のスピーカーはほとんどが穴(ダクト)の開いた位相反転型で、その穴でうまく低音を共鳴させて、密閉型よりも低音を拡大する方法をとっています。今回のスピーカーでは、内部が狭くて、そのダクトがうまく使えないため密閉型にならざるを得ません。低音の音圧だけ見れば密閉型は不利ではありますが、逆に低音側が自然に音圧が下がるというなめらかさもあります(説明が難しいですが)

2)Bluetooth受信機は外に出さざるを得ない?
今回のスピーカーは、照明レールに取り付けるため、照明ライトの様な外観をしています(実際に照明用のケースをライト部分をとりはずしてスピーカー部品を取り付ける)。中身にスピーカーユニット、AC/DCコンバーター、Bluetooth受信機、パワーアンプ基板を詰め込む訳ですが、どうやら金属ケースにBluetooth受信機を入れてしまうとうまく電波が届かない様です。(空間なら公称10m程度は飛ぶ)。そのため、Bluetoothの受信機だけもしかしたら外に出す可能性があります。若干外観が損なわれますが、しょうがないですね・・・・。

3)フロントバッフルの設計
ユニットを取り付けるスピーカー前面の板をフロントバッフルと言いますが、それを今回は木材のMDFで作ります。今回はそんなにこだわるわけでもなく、設計とも言える物ではありませんが、スピーカーユニットがはまって、さらに照明の金属ケースにはまるバッフルをCADで設計しました。その様子が下の図です(スピーカーユニット周りの黄色い部分がMDFのフロントバッフルです)。この設計図どおりにMDFを加工します。

31thanivspeaker_cad

31周年記念スピーカーのCAD図

とりあえず、こんな感じでほぼ設計は終わりました。部品もほぼ揃っているので週末にコツコツ組み立てです。内部があまりに狭いので全部入るか心配になってきました(そういう意味でBluetooth受信機を外に出すには少し嬉しかったりしています)

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かなり魅力のコンパクトデジカメOlympus Pen E-P1

2009 年 6 月 16 日 コメント 4 件

予定通りオリンパスから、ハイスペックのコンパクトデジタルカメラ Olympus Pen E-P1が発表されました。

公式サイト:http://olympus-imaging.jp/pen/index.html#/products/index

値段がビックカメラで89800円(10%還元)ですので、発売日頃(7月上旬)には、7万円中盤~後半の値段設定です。予想よりちょっと高めの設定ですね。

おおむねスペックを見る限り良い感じのカメラです。

・マイクロフォーサーズによる(コンパクトデジカメに比べて)、S/N比がよく、高画質、低ノイズを狙える
・マイクロフォーサーズレンズ・フォーサーズレンズはもちろん、ライカLマウント、Mマウントをマウントアダプターを介して使える(これは大変すばらしい)
・つまりレンズ交換式です。イメージセンサーのダストクリーニング機能も付いているようです。
・ハイヴィジョン動画(Fullではなく720p)がとれるので、大満足です。が、動画がH.264ではなく、Motion JPEGなので画質悪そうですね・・(もったいない・・・)
・デザインはフィルムカメラとして有名なPenを思い出せるようなレトロな感じで、個人的にはかっこ悪いと思います。

性能的には十分魅力的だと思います。なにせライカのレンズや、Mマウントのカールツァイスを使えるのはマニア大受けのカメラであることは間違いありません。
Leica M8.2のかっこよさには全くかないませんが、大きさもLX3のほんの一回り大きな程度ですからすばらしいカメラだと思います。

宮下が買い換えるかは発売まで十分に情報を得てから考えますが、かなり魅力的なカメラだと思います。画質的には、LX3, GR digital IIなどは凌駕してくると思われるのでサンプル画像に期待しています。
一眼レフのクイックリターンミラーの必要性が最近問われています。その意味で、このカメラは一石を投じるカメラといえるかもしれませんね。

私ならCarl Zeiss Biogon T* 2/35 ZMとか付けて町に繰り出したいですね。(最近LX3も撮るばかりで全然アップできていませんが)

追記:おもしろいのは、Olympus自身がこのカメラを”マイクロ一眼”と名付けていますね。確かに一眼”レフ”ではありません。一眼レフは、一眼リフレックス(Reflex)カメラで、中のクイックリターンミラーなどを等してまさに”リフレックス”していたのですが、その構造がこのカメラにはありません。入ってきた像をそのままイメージセンサーで撮像しているのですから、たしかに1眼ではありますが、”レフ”ではありません。というわけで新しい領域のカメラになりますね(panaのGH1も同じ方式ですが・・)。と思ったら、普通のデジカメはみんなレフじゃないですね(笑)

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オリンパスから明日(6/16)面白そうなコンパクトデジカメラ(Olympus Pen E-P1)がでますよ

2009 年 6 月 15 日 コメント 4 件

明日(2009.06.16)にオリンパスから注目のコンパクトデジカメが発表されます。仮称Olympus Pen E-P1

http://www.olympus.co.jp/jp/info/2009a/if090615imagingj.cfm

59841-oly640r
PIE2009でモックアップとして公開された新製品

olympus_mf
20090616_olym2
リークされた画像

分かっていることは
・コンパクトデジカメである。高級・高性能レンジの製品なのでおそらく4~8万くらいの価格帯で出てくると思います。(追記:と思っていましたが本体だけで10万近くいきそうです)
・レンズ交換ができます。
・イメージフォーマットはマイクロ・フォーサーズです。
マイクロフォーサーズは、ライカMマウントレンズがアダプターを通して使える。つまり往年のライカMシステムのレンズが使えます。とはいえ、イメージセンサーが小さいので画角にして1/2程度に狭くなるので、広角レンズ→標準レンズとしてしか使えないですが・・・(例f=25mmが50mm相当)。たとえば、Carl Zeiss + CosinaのBiogon T* 2.8/25 ZMとか、VoigtlanderのULTRON 28mm F2とか、NOKTON classic 35mm F1.4とか、Leica Summicron M f2/28mm ASPH.とか、コンパクトカメラで使えるのはわくわくしますね。
・噂:1230万画素(4032×3024)。720pのHD動画機能, ISO 200-3200, 手ぶれ補正, 120.5 x 70.0 x35.0 mm, 335g, 3インチ液晶(23万画素), SD. SDHC

私は先日、鞄に忍ばせておく高性能コンパクトデジカメということで、PanasonicのDMC-LX3を選択しました。
実は、明日発表のこのカメラの存在は当時も知っており、待とうかなって思ったのですが、近々に使う予定があったのでLX3にしてしまいました。

参考:コンパクトデジカメの選び方について(Panasonic DMC-LX3を買ってみた)

明日のこのカメラは、高級コンパクトデジカメの人気機種達、Panasonic DMC-LX3, Leica D-LUX4, Ricoh GR-Digital II, Sigma DP2に肩を並べてくることは間違いありません。DP2のイメージセンサーサイズ(APS-C)には及びませんが、レンズ交換ができるという点でかなり注目のカメラです。(もちろんLeica M8.2を使えば超したことはないのですが) 

コンパクトデジカメの買い換えを検討している方はこのカメラはかなり注目です。

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宝塚歌劇団の観劇デビュー。

2009 年 6 月 14 日 コメント 2 件

劇団四季のウィキッドにハマリまくりで、サントラまで買ってしまったのですが、その勢いで宝塚歌劇団にもデビューしてきました。
今日はチャリンコで、31周年記念スピーカーの部品を秋葉原に買いに行きまして、その帰りにふと思い立って日比谷にある東京宝塚劇場に立ち寄り運良く当日券で入ることができました。
秋葉原で電子パーツを買ってから1時間後に宝塚というのは、休日の過ごし方として、ダイナミックレンジが高すぎてびびりました。あまりこのラインをはしごする人はいないだろうと感じます。おそらく秋月の袋を劇場に持ち込んだのも少ないのではないかと予想されます。

さて見た演目は、

20090614_takara

宙組(そらぐみ)のミュージカル・ロマン”薔薇に降る雨”でした。”宙組”とかの詳しい説明は、wikipediaの宝塚歌劇団が鬼詳しいので、ご参照ください。

前半の”薔薇に降る雨”は、ストーリーとしては(読んだことはないですが)少女漫画に出てきそうな、ラブストーリーのミュージカルで内容は大変わかりやすかったです。
後半のロマンチック・レビューは、タカラジェンヌのルーキーたちも有名なラインダンスを魅せてくれて、歌いまくり、踊りまくりのショーみたいな感じでした。

さて感想ですが、”きらびやか”に尽きます。本当に始終キラキラで、衣装も歌もダンスも最後まできらびやかでした。
宝塚の特有のダンスというのでしょうか、姿勢というのか決めポーズというのか、とにかく皆さん綺麗に揃っていてすばらしかったです。
衣装が本当にカラフルで美しく、劇団四季とはちがった何か少し古い和風で豪華な歌劇という印象です。
男性役も女性が演じているため、違和感があるかな?と思いましたが、少し見ていると普通に男性に見えてくるもので不思議なものでした。
宝塚の魅力は、ブログでは全く表現できません。もう見に行ってもらうしかありませんが、私としてはとても興味深く、始終笑顔ですごいなぁと思いながら見ることができました(拍手のタイミングもわかったし)

あと強力なのはコアなファン達です。出待ちはもちろんですが、どうやらなんか私設のファンクラブみたいなまとまりがあって、その集団は同じジャケットを着て席も一部に固まっていました。拍手のタイミングも完璧で(笑)、拍手が終わるのもすっと終わって、もう長年ご覧になっていることがすぐにわかりました(そういうファンはもちろん四季にもいました)。

あのきらびやかさに憧れて宝塚を目指す子供達は確かに多い気がしました。トップスターはもちろんですが、舞台の隅の方もまったく手抜きはありませんし、すばらしい演出と歌唱力とダンスで普通の人なら相当感動すると思います。最近は、宝塚を退団して芸能界に入る人も多いですし、人気はありそうですね。

今日は当日券だったので、2階席の一番後ろだったため、ほとんど表情までは見えませんでした。どうやら1ヶ月くらいで演目・組が変わっていくみたいなので、次回は事前予約してもうちょっと前で見てみようかと思います。また1つ楽しみが増えました。人生初めての体験って面白いですね。来週は”能”を見に行くのでそちらも楽しみです。

追記:確かに男性1人で見に来ている人はまれでした。私の右の方もたまたま男性1人だったのですが、全く拍手もせずに娘役のトップスターをオペラグラスでずっと追いかけていたので、普通に追っかけな感じの人でした。あとは男性何人かで来ている人とか、カップル、ご夫婦という形は多かったですが、やはり女性が圧倒的でした。そういう意味では場違い感バッチリでしたが、あらゆるジャンルで人を魅了するコンテンツを調べている段階なので大変勉強になりました。

カテゴリー: ミュージカル タグ:

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